日独シンポジウム 「ユースファームってどんなとこ?」トーク&ワークショップ
〜 子どもたちが森や動物,自由な遊びをきかっけに暮らしや地球とつながる人材育成コミュニティー 〜
ドイツバーテンビュルテンベルク州、シュトゥットガルト周辺には30近くもの 「ユースファーム(Jugendfarm)」と呼ばれる施設があります。
そこには、教育やセラピーなどを目的とした家畜や畑、森のようちえん、冒険遊び場、ユースセンター、学童があったり、地域の学校や障害者施設との連携があったりと、幼児から青年までが日中や放課後に関わり合い、自由と責任の理念をベースに「リアル」な体験に触れ、遊びを創り出し、暮らしの技術を体験できる超理想的な人材育成空間です。
実はこんな素敵な空間はまだ日本には広がっていません。というよりも私自身見たことがありません。そしてそこには、これからの山村地域や里山を舞台とした持続可能な人づくり、地域づくり、社会づくりのカギがしっかりとありそうです。
今回は1970年頃に開園した「Jugendfarm Moehringen(ユーゲントファーム・メーリンゲン」のスタッフ、Antje さんをお招きして、ユースファームってどんなところで、子どもたちや地域にどんなメリットがあるのかについて、写真を見ながらじっくりお話を聴きたいと思っています。
午後は、ユースファームで大切にしてることをプチ体験しちゃおう!ということで、道具の使い方やルール、本人のレベルを確認する「小屋建築認定証」のための実地試験や、暮らしの技術を伝える手仕事プログラム体験を通して、ユースファームの様子や理念をしっかりと理解して頂きたいと思っています。
そしてなんと!そんな豪華なプログラムが、今回は「無料」で参加できちゃうんです!! 「保育」「教育」「動物」「放課後」「食育」「環境教育」「プレーパーク」「森林教育」「コミュニティ」「青少年育成」などのキーワードにピンときた方、もしくは、そんな施設を創りたい県や市町村関係者の方、この機会にぜひご参加下さい!!
開催日時:2025年10月29日(水)10:00〜16:00(09:30受付開始)
開催場所:岐阜県立森林文化アカデミー 森の情報センター(岐阜県美濃市曽代88)*morinosのとなりの建物です。
講 師:アンチェ・フードリッヒ (ユースファーム メーリンゲン)職員
司会進行:萩原・ナバ・裕作(森林文化アカデミー森林環境教育専攻教授)
主 催:岐阜県立森林文化アカデミー
対 象:「保育」「教育」「動物」「放課後」「食育」「環境教育」
「プレーパーク」「森林教育」 「コミュニティー」「青少年育成」
などのキーワードにピンときた方、もしくは、そんな施設を
創りたい県や市町村関係者
(定員30名程度)
参加費:無料
持ち物:弁当・水筒・活動できる服装(雨天時は雨具も) 雨天決行
申込み:https://forms.gle/kyZ33nsP8bfMgpN37
問合せ:navanava@forest.ac.jp (萩原ナバ)もしくは 090-9239-9187(萩原ナバ)まで
<当日の流れ(予定)>
2025年10月29日
09:30 受付開始
10:00 ドイツのユースファーム事例紹介?
→ 写真を見ながらドイツのユースファームの歴史や活動、メリットについて 紹介。
12:00 昼食 (各自)
13:00 ユースファーム「プチ体験」
→ ユースファームでの活動の一コマをプチ疑似体験してもらうことで、ユースファームの理念や考え方、
子どもたちへのアプローチについて感じ取ってもらいます。
* 初めて参加する子供向けの道具の使い方実地試験
* 暮らしの手仕事体験 を予定
15:00 ふりかえり(質疑応答)
16:00 終了予定
<講師プロフィール>
Antje Fydrich(アンチェ・フードリッヒ)
Jugendfarm Moehringen(ユースファーム メーリンゲン)職員
旅行、編集、PRの業界で活躍したのち、子育てを経て2014年よりStuttgart近郊にあるJugendfarm Moehringenで活動を始める。現在は今までの経験を活かしてPR、会計、事務、ロビーイングなど、ユースファームを支える殆どの事務仕事をこなしながら、持ち前の明るさで現場の訪問者を案内しその魅力を伝え広め続けるスーパーウーマン。すべての人に噛みつく癖が
あるガチョウですら、彼女には一目置いているとか!?