教員紹介
さが そうへい

嵯峨 創平

教授
専門分野 農村計画、環境社会学
最終学歴 立教大学 社会学部卒(1985)、京都大学大学院 博士後期課程(在学中)
研究テーマ コミュニティの持続可能性と里山資源の保全活用

経歴

大学時代に都市社会学の恩師からコミュニティ調査のおもしろさを教えられ、その勢いで地域開発シンクタンクの研究員となり、バブル時代の都市再開発事業やリゾート開発プロジェクトの光と陰をみた。1995年に独立し、過疎市町村のまちづくりプランナー&ファシリテーターとして全国をまわり、資源調査・地域計画・施設計画・人材育成・組織開発などの仕事に携わる傍ら、居住地の東京多摩地域で市民活動センター運営委員・子どもの遊び場づくり・環境NPO経営などに関わる。

2011年から森林文化アカデミー教員となり、山村づくり講座(~2015)では東海3県地域おこし協力隊の研修交流会、里山景観マイスター講座、古民家リノベ―ション講座などを立ち上げた。
森林環境教育専攻(2016~)では2年間 揖斐川町駐在として町役場に常駐し、古民家に居住して里山インキュベーター事業(里山資源を活用した暮らし方と生業デザインの講座)を開始。揖斐川流域をベースに山村と都市を新たな生業でつなぐプロジェクトに挑戦中。

 

専門分野に対する思い

まちづくりの仕事に携わって30年、地域計画の内容は地域経営にシフトし、環境やコミュニティの持続可能性を担保する人材育成が重要なポイントになってきました。一方で都市居住のリスクを回避し新たなライフスタイルを求める「田園回帰」の動きが急速に拡大しています。
これまで都市や農山村のコミュニティをベースに、人と社会の関わりのデザイン領域で仕事をしてきましたが、人と自然の関わり(とりわけ里山環境の成立過程や保全活用策)を科学的に解明する必要性を感じ、2017年~京都大学大学院 地球環境学舎(景観生態学研究室)で研究中。

 

教育や研究についての思い

21世紀の生き方は、自分の定点を深く掘り下げつつ、視野を広く持ってしなやかに社会課題に対応する両面が求められると思います。岐阜県の特筆すべき自然文化の多様性に依拠しながら、都市圏や世界とつながる生き方を創ることに興味がある方、資源調査・課題抽出・事業計画・起業支援までしっかりサポートします。一緒に挑戦しましょう。

 

プロジェクト

(進行中)
里山インキュベーターいびがわ講座(ヤマノカゼ舎連携、2016年~)
伊吹山の薬草文化と山村景観の保全に関する研究(個人、2017年~)
(終了)
里山景観マイスター養成講座(森林文化アカデミー、2014~2017)
古民家リノベーション事業プランニング講座(森林文化アカデミー、2014~2016)
東海3県地域おこし協力隊「農山村サポーター交流会」(森林文化アカデミー、2013~2015)
三島町エコミュージアム・プロジェクト「奥会津案内人講座」等(2005~2011)
民衆演劇の手法で考える ESDアジア太平洋交流ワークショップ(2006)
子ども達に対する環境教育の充実に関する体系的調査(環境省、1992~1994)
湯布院町総合計画策定調査(1990〜1992)

 

論文,著書

2014、共著『インタープリター・トレーニング』「地域づくりとインタープリテーション」(ナカニシヤ出版)
2008、エコミュージアムとツーリズム~水俣市・内子町から学ぶこと~、エコミュージアム研究14号
2007、福島市こむこむ(子どもの夢を育む施設)における市民ボランティア組織の設立と運営、日本ミュージアム・マネージメント学会報44号
2003、「語りの共同体」としてのエコミュージアム~その空間的・時間的構成に向けた方法論の考察~、エコミュージアム研究8号
1995、共著『環境学習のための人づくり・場づくり』(ぎょうせい)

 

受賞歴

2016、文化的景観研究集会ベストポスター賞(共同)「文化的景観の中から生態系サービスをひき出す―馬瀬里山ミュージアムを事例として―」
2008、日本ミュージアムマネージメント学会賞「福島市こむこむ(子どもの夢を育む施設)開館に向けた市民ワークショップ企画運営の業績に対して」

 

趣味

ドラマ・映画を鑑賞しながらお酒飲むこと

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