木育の普及

2009年1月に岐阜県で初めて「木育フォーラム」を開催し、木育の普及を展開しはじめた。開学以来小学生から大人までを対象とした「木育プログラム(暮らしを舞台とした木育プログラム)」の研究を継続してきた。平成22年度から24年度にかけて、林野庁補助事業として「幼児のための木育カリキュラムの開発」その成果を、先ずは教員研修として岐阜県内は元より、沖縄から関東まで全国に普及している。更なる普及のため人口の多い都市部における普及のための研究の手法として「木育カフェ」を試行的にはじめる。

保育者のために開発した主な指導者研修は以下の通りである。

スプーンづくり研修1日目2日目

箸づくり研修

箱イスづくり研修

五感からのアプローチ~聴覚

大切なことは、道具は身体の延長であり、先ずは無理のない姿勢が重要である。

図1

道具は身体の延長であることを体感できれば、身体に無理なく自由自在にノコギリを使いこなすことができる。(3歳児)

m9

根気とモノを大切にする心を育み、自分で使い自分で直すモノの循環を体感する「箸づくりプロジェクト」(4歳児)

写真2

助け、助けられ協力することが喜びであることを体感する「箱イスづくりプロジェクト」(5歳児)