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2018年05月23日(水)

スチール社直伝のチェンソー基礎講習始まり

服装良し、目立て善し、チェンソーよし!!

 今年も始まったスチール社技術サービス課の方によりますチェンソー基礎講習会。

 今回は技術サービス課の旭課長さんと、木村さんのお二人に3日間の講習を実施して頂きます。新入生のみなさんは先日、チェンソーの特別教育を受けたばかり、しかし特別教育では充分理解できて いない点が多いので、今回復習もかねてスチール社の技術を学びます。

 

 チェンソーワークでは何が危険か、どんな時が危険か、一つ一つ事例を挙げて説明を聞きます。技術者が身を守る、守らせるを考えると、エビングハウスの忘却曲線を事例に、繰り返しの反復練習の必要性も説明されました。

 スチール社の特殊な映像で、チェンソーの構造やオイルの動き方など、普通は目視できない部分まで詳しく解説して下さり、理解が深まります。リコイルスタータ部分やスプロケット(機種によりリム型とスパー型がある)の確認、エアフィルターも機首によって構造が違う、外し方も様々、ネジの付き方も異なる。

 チェンソーの目立てでは、カンナの刃のように削ることやデプスゲージの見方、そしてヤスリのかけ方、特別教育で充分でなかった点も含めて復習していきます。

 特別教育では充分理解していなかった点をしっかり復習し、繰り返し実習の中で体に覚え込ませます。

 女性でも無理な力を加えなければ、スムーズな目立てができます。いささか緊張気味ですが、ここはリラックスして目立てに集中します。

 途中、スチール社の木村さんが、スライドを指して、「ドイツの技術者がチェンソーを抱え込むように固定して目立てすること。チェンソー固定の重要性を再度強調されました。

 木村さんの言葉を受けて、一層、身を引き締めてチェンソーを体で固定して目立てに励む学生たちであったのです。

     

 さて、初日はチェンソー基礎整備の部分でしたが、明日から実際に丸太を切って、姿勢づくりか含めてチェンソーワークに入ります。

以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。